知り合いに1989年式セロー225のスイングアームを塗装してくれと頼まれた。
頑張って下地処理をしてきたそう。
手が入らない奥の方は川砂でサンドブラスト処理しようとしたが、砂が湿っていて思うように射出されないので諦めてそのまま塗装する。
塗装前の状態
洗浄後に脱脂するのを忘れたがプライマーを入れてとりあえずサフェーサーを塗る。
オマケでグラブバー(タンデムバー)も塗ってくれと持ってきた。
軽くペーパーを当てたところ、錆でまっ茶色に…本人は手を入れて欲しそうだったが
ここはスルーしてある程度落としたら塗ってしまおう。
まずプライマーを塗る。
ここで、部品と一緒に持ち込まれた塗料
なんとダイソーのつや消しブラックスプレーで塗ってくれと持ってきた。こいつだ。
使った事は無いが試しに塗ってみた。
パターン吹きは出来ない丸吹きのみのようだ。
シリコンオフで脱脂していざ塗装
んー、やはりというか、、一気にかけることしかできないしハジきが凄い。エア圧力はそんなに弱くないんだけど当然ミストが大きくて、ラッカー特有の乾かしながらハジきを抑え込む塗り方もできない。とりあえず膜をつけて乾燥してみたが、揮発が遅い。溶剤のせいなのかな。
肌もボコボコで塗り重ねたかったが、残った下地の塗膜が犯されそうなので結局落とした。
まだ少しラッカー黒の塗料の在庫があったのでスプレーガンで塗り直す。
そしてメインのスイングアームのシルバーを塗り、タンデムバーとまとめてクリアー塗装。
乾燥中。パウダー塗装じゃないので強度が心配だけど、綺麗にはなった。早く組み込みたい。